京都出張記
 

  さて、久しぶりの国内出張です。京都は東京に近すぎて、出張も日帰りが
 ほとんどだったけど、今回は2泊3日! ワクワク!
  京都の紅葉の時期は過ぎたということだが、どうかな?

12月5日(火)

  お昼頃の新幹線で京都へ。 着いたらすぐいくつかのお寺をまわれるよう
 昼食は新幹線内でお弁当を。 こう言う時だけは用意周到・・・
  昼食後は、事前にインターネットで検索した京都の観光案内の印刷したもの
 を見ながら作戦と予習を・・・
  で、15時頃、京都着。 まずは予約していたホリデイインへ
 チェックインし、荷物を置いて、すぐ市内視察へ。

  まずは銀閣寺・・・観光地らしく入り口の所に案内板があった、
 けど、見えないよねえ 

    銀閣寺の前の庭  銀閣寺 

    銀閣寺の周りの山  山道から銀閣寺を 

    山道から銀閣寺周辺を  もう一枚、山道から 
 
    銀閣寺の鳳凰? 

    銀閣寺の近くには哲学の道もあったけど・・・
 

  次に知恩院。ここは、16時には閉まってしまい、庭園も見れなかった。 残念。
    入り口の大きな門・・・ 長い階段・・・疲れたあ 
    本堂?  本堂の前の広場 

  で、次の日も、青蓮院(しょうれんいん)から高台寺へ歩いた途中に
 もう一度知恩院へ。 その時、素晴らしい紅葉の木を見つけたので 
 

  最後に清水寺
 

    清水寺へ向かう通り(参道?) 結構賑やかだった 

    ちょっと山肌が見えてるけど、綺麗でしょ? 

    皆様に御利益をおすそ分け 出世大黒天様です  

    修学旅行の時期なのかなあ 学生の団体が多かった 

    清水の舞台から下を見ると・・・ポチには飛び降りることは無理 

    鮮やかな色 綺麗だったなあ 
    恵まれない人のために・・・ 縁結びの神様です 

    紅葉に囲まれた清水寺・・・   

    うっそうと茂った山の中、紅葉で神秘的な世界へ 
    ここも綺麗だったなあ 

  さて、清水寺を出て、先ほどの参道を戻り、途中で3年坂の方へ下り、
 それから2年坂を降りて高台寺へ向かった。狭い道だけど、落ち着いた趣のある
 お店が並んでいて面白かった。
  で、高台寺に着いたときはもう16時半を過ぎていたので、高台寺にはいるのは
 諦めて、ちょっと早いけど夕食を・・・
  さて何処へ? 普通の所でもつまんないし・・・まあ、祇園かどこか、一人で
 行ける料亭か京都の料理が出る飲み屋でも紹介してもらおうかとタクシーに乗り
 相談。 すると、高台寺周辺の料理屋さんの組合の組合長さんの料亭が近くにある、
 料理が素晴らしい、紹介がないと入れない、妹さんが祇園に大きな料亭を出されている
 という話を聞き、面白そう・・・ちょっと早いけど電話してみましょうかと言って
 くれたので、お願いしたところ、OKをいただいた。そのタクシーで、料亭まで。
    料亭の名前は、竹中・・・名前がちょっと気になったけど 

  そこは、もちろん料亭だから多くの個室があるようだったけど、8人程度が
 座れるカウンターもあった。 もちろん、客はポチ一人。 まあ、5時から料亭
 というのはいないよねえ。
  若い料理人さんと、ご主人のお嬢さん、京都人らしいおしとやかなお嬢さん、
 が対応してくれて、まずは好印象。 次に、ご主人がお出ましになり、以降は
 ご主人が料理を作ってくれた。 30分ぐらいたつと、女将さん(ご主人の
 奥様)も出てこられ、個室の方にお客さんが入り始めた。 カウンターにも
 接待するお客さんを待ってる人、常連らしい人が座って、ご主人と歌舞伎の話に
 花を咲かせていた。 さすが、京都人だねえ。 玉三郎(?)の綺麗さ、女らしさ
 にほれぼれしているようだった、ご主人とその常連のお客さんは。
  さて、料理は、おまかせコースのみで、15,000円、18,000円、
 20,000円の中から選択ということだった。 ちょっと高いなあと思いつつも
 真ん中の18,000円コースを選択しちゃった。 お嬢さんだったから・・・
  料理は、作りも綺麗で、薄味でとっても美味しかった。 刺身ではさわらのたたき
 を酢醤油で食べるのが美味しかったねえ。 えびいものあんかけも、ポチはこういうのは
 あまり食べないんだけど、実に美味しかった。
  食べてるときに、水槽がやけにうるさいなと思ったら、水がじゃばじゃば流れていて
 元気良さそうな小振りの魚が泳いでいた。 ご主人に何ですかと聞いたら、イワナ、
 後で出てきますよ、とのこと。 そのイワナの塩焼きも、美味しかったなあ。
 そのイワナの塩焼きの脇に山桃がついていて、ホントに久しぶりに山桃も食べられた。
  お酒、何か京都の美味しいものを、と言ったけど、まずはおすすめの奈良のお酒、
 名前は忘れちゃったけど、本醸造で、ホントに癖のない飲みやすいお酒だった。
 ご主人は、お酒は個性があるものはあまり出さない、出したくない、という考えだった。
 料理を美味しく食べていただくのがこのお店の考えで、個性の強い、自分を主張する
 お酒は適さない、料理を引き立てる脇役を演じられるお酒が良い、ということで先ほどの
 お酒を勧めているとのこと、なるほどねえ。 とはいえ、冷酒2本目は伏見の大吟醸、
 月の桂を飲ませていただいた。 これは、古酒に近くアルコールが強くウイスキー
 みたいな感じ。 癖はなく飲みやすかった。 でも、ちょっと日本酒という感じでは
 なかったね。 やっぱり、料理には先ほどの奈良のお酒だね。
  そうこうしているうちに、2時間半も過ぎてしまった。 タクシーを呼んでいただいて
 ホリデイインへ。 お勘定は、お酒込みで28,000円ほど、ちょっと高かったけど、
 京都らしい夕食がとれて良かった。

12月6日(水)

  さて、朝7時半から、ホリデイインのレストランで朝食バイキング(1,000円)を。
 でも、これひどかった。パンとちょっとしたソーセージみたいなものと、飲み物、
 和食はご飯とおつけもの、ノリみたいなものだけで、お粗末。でも周りのお店は早朝は
 あいていないので、それでも商売ができるのかなあ。
  ここからは仕事・・・(ホントに)
  で、3時頃に、ちょっと早めに抜け出して、お寺まわりの続きを・・・

  まずは金閣寺。
    皆さん、大丈夫? 五用心・・・ 
 
    金閣寺  

    金閣寺の鳳凰? 
 
  次に大徳寺へ お目当ての総見院、興臨院は12/3まで、残念。
 そこで、開いていた瑞峯院へ

    瑞峯院の独坐庭  
    クローズされている寺院の中にもまだ綺麗な紅葉が・・・ 

    龍源院の阿吽の石庭  
 
    龍源院の方丈前庭  

    龍源院の龍吟庭  
 

  次に青蓮院へ・・・庭を散策、ちょっと光が入って淡い色に写ってるけど
 ホントは鮮やかな色だった      

    光の入っていないこの写真が現実に近いね。実に鮮やかな色だった 
 

  そして昨夜は時間切れで見ることができなかった高台寺へ。

    庭を散策 ここも綺麗だったよ   

12月7日(木)

  昨日と同じく、7時半頃から、あの美味しくないレストランへ。近くの店を探すのも
 億劫だし、時間もないから仕方がない。
  で、それから仕事・・・
 仕事はお昼過ぎに終わり、東京に帰る前に、嵯峨野の方へ行こうと、まずは京都駅へ行き
 荷物をコインロッカーへ預け、いざ出発。
  山陰本線で、嵯峨嵐山へ。 そこから嵯峨野トロッコ電車へ乗るのが目的。
 で、そこに着いたら急にお腹がすいて・・・そうそう、お昼食べてなかった、
 もう14時過ぎ・・・出発までに20分ほど時間があったけど、食堂でゆっくり食べる時間
 は無さそう・・・と思っていたら、駅の近くに「神戸南京町 皇蘭」「神戸秘伝の味 豚まん」
 という看板のお店が目に入り、これだっと・・・今日のお昼は200円の豚まん1個。
  で、トロッコ電車で嵯峨野から亀岡まで。 うーん、もうほとんど紅葉は終わっていて
 ちょっと残念。 電車の中では、記念写真撮影業者が入っていて、一人一人写真を撮り、
 気に入ったら買ってくれ、ということだった。 ポチも撮ってもらったけど、失礼にも
 広い額を強調した写真になっていたので、買わなかった!

    車窓からの風景   

  実はトロッコ電車の終点の亀岡から、保津川下りを狙っていたんだけど、車窓から見た
 限り、そんなに景色が変わるようにも思えず、保津川の水量も少なそうで怖そう、
 しかも結構寒く、また川下りをすると帰りがずいぶん遅くなりそうで、あきらめて、
 近くのJRの駅、馬堀駅まで歩いてみた。 日が照っていたので、暖かく、10分ほどの
 田舎の道の散歩を楽しめた。

    トロッコ電車の終点、トロッコ亀岡駅 

  JR馬堀駅から、京都へ戻り、お買い物をして、新幹線に乗り込み、東京へ・・・
 これで、京都出張+市内視察は幕、となりました。

                                       以上
 

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