香港旅行記 12月20日(月)
   今日は九龍半島の観光!
   九龍城公園、黄大仙、レイユームン海鮮市場へ
   夜は、日本の居酒屋チェーン店、笑笑!
 
 今朝は、ホテルからのプレゼント、りんごとオレンジを朝食として食べ、
ホテルを出発。まず、銀行に行って、香港ドルを増やしておこうと。
で、近くの銀行の出店みたいなところに行ったら、銀行にアカウントを
持っていないとダメって。諦めて、次にセブンイレブンに行って、500mlの
水を購入。$9.5だった。
 それから、コウズウエイベイのMTRの駅に行って、オクトパスカードの
内容を確認。$2.7、使いすぎのようで、-$2.7と表示された。やっぱり
足りなかったから、昨日、バスで使えなかったんだね。そこで早速、
$100をオクトパスカードに入れたよ。何かのときの使えないと不便だからねえ。
 今日は九龍半島の観光がテーマで、まず九龍城公園(カオルーンシティ)へ
行くことに。香港空港で入手した「観光見どころガイド」によると、
九龍城公園はMTRの楽富(Lok Fu)からタクシーで行くらしい。MTRの楽富駅は、
クントン線の駅なので、コウズウエイベイ駅があるアイランド線、
それからチュンワン線へ乗り換え、そしてクントン線に乗り換えなきゃ
いけないんだ。
 まず、アドミラルティ駅で、アイランド線からチュンワン線へ乗り換え、
Yau Ma Tei駅でクントン線へ乗り換えようとしたら、違ってた・・・
クントン線への乗り換えはMong Kok駅だった。路線図によると、
Yau Ma Tei駅は、チュンワン線、クントン線が通っているので、てっきり
ここで乗換えられると思ったんだけど。まあ、確かに車内の表示や、
車内放送ではMong Kokでの乗り換えを示していた・・・
 ま、ちょっとトラブルはあったけど、無事、楽富駅に着いたよ。
  
 楽富(Lok Fu)駅の出口
 
 ガイドに従って、B出口に出て、タクシーを拾った。
で、ガイドを運転手さんに見せて、ここに行きたいんだと、言ったら
すぐわかってくれた。
 ガイドにはタクシーでどれくらいの時間がかかるのか、料金はどれくらいか
書いてなかったので、ちょっと不安だったけど、すぐに着いたよ。
意外に近かった。タクシーの基本料金$15で着いた。ということは、2km以内
だね。チップを含め、$20支払って降りた。
 
 公園の前のアパート
  このあたりは下町みたいね
  さおが窓から突き出され
  洗濯物が干してあった
 
 九龍城公園
  入り口と公園案内図
  ここはNorth Gateだった
 
  
 入ってすぐ左手に
  趣のある散歩道が
  続いていた
 
 さて、この辺りから、小学生のアンケート攻めに。どうも、集団で
この公園に来ていて、公園内を散策している人に、香港の歴史に関する
アンケートを取るのが課題みたいだった。質問は英語だったけど、内容が
さっぱりわからず、断った。でも、何組もいて、すぐつかまるんだ。
彼らは、散策している人を見つけると走って駆けつけ、自分が質問しようと
競争していた。ポチたちは見つからないようにルートを選択したんだけど、
すぐ見つかって・・・8組ぐらいから質問を受けた。その都度、断ってるん
だけど・・・
 
 落ち着く庭だね  
 
 Mountain View Pavilion  
 
 あれ、この建物は?
 
 このような見どころ案内が
  公園内に多く立てられていた
 
 Yamenの内部
 
 Yamen
 
 うーん、この通路の奥に
  何があったかなあ
 
 なかなか趣のある小道
 
 Lung Tsun Pavilion
 
 このような屋根つきの
  通路が公園内の
  いくつかのPavilionを
  結んでいた
 
 Yuk Tong Pavilion
 
 紫色の綺麗な花をつける木
  Hong Kong Orchard Tree
  Sai Shing Road沿いに
  この花が咲いていた
 
 
 Lung Nam Pavilion  
 
 あ、また Yamen を
  撮ってた
 
 Old South Gate
 
 で、公園の散策を終え、入ってきたNorth Gateから出て、タクシーを
探した。道路の反対側にタクシーが止まっていたが、運転手が乗っていない。
流しのタクシーも来ない・・・さて、どうしようか迷ったけど、まあ、待つ
しかなかった。そうすると、流しのタクシーが来たので、手を上げ、
捕まえ、MTRの楽富駅までお願いした。料金は行きと同じく$15だったので
$20支払った。
 次の目的地は、黄大仙(ウォンタイシン)。MTRで一駅先の駅で降りれば
すぐのはず。ということで、MTRで移動した。
 黄大仙駅に着いてB3出口から出ると、少し戸惑ったけど、すぐ上の通りに
上がる階段があって、そこをあがると、黄大仙の門が見えた。
 
 黄大仙の駅の出口
 
 門に向かって歩いていくと、沢山のおばさんが寄ってきて、お供えする
お線香や花を買わないかと・・・もちろん買わなかったけど。
 
 黄大仙の入り口にある門
 
 門を入ったら、参道みたいな通りがあって、そこにはお店が並んでて
そこのおばさんも、通る人に声をかけていた。同じように、お線香や花を
売ってたよ。
 そこを過ぎると、正面に門が見えてきた。この門から入るのだろうと
入っていこうとしたら、ガードマンに止められ、写真に向かって左手の方へ
誘導された。そこが入り口だった。
 
 正面の門
  あ、ポチをとめた
  ガードマンが
  写真の中央に!
 
 その入り口、そこにも小さな門があったが、そこにお賽銭箱が置いてあった。
あれ、入場料がいるのかなと思ってじっくり見たけど、料金らしきものは
書いてなかった。それに、お金を入れない人もいたので、ま、いいか、
入れずに通過したら、何の問題も無かった。けど、よかったのかな?
 中に入ると、広い境内で、右手に大きな建物が見えてきた。観光客らしい
欧米人が写真を撮っていたので、ポチも・・・
 
 これが本堂なのかな?
 
 で、階段を上がって
   本堂の方へ
 
 階段を上がったところの門を更にくぐると、中庭が広がり、そこは
お線香の煙と信者の方の祈りの場だった。
 
 信者の方がお祈りをしてた
 
 さあ、これで黄大仙も終わりかなと思って、境内を散策していたら、
奥のほうに、ちょっと高台になった庭のようなものがあった。その入り口には
料金箱が置いてあり、箱に$2と料金が書いてあった。ま、入ってみるか
ということに。あ、ちゃんと$2、払ったよ。
 
 岩がくりぬかれた通路
 
 明るい緑の柱の通路
  ここを歩いていくと・・・
 
 広い庭に出た
  本堂の後ろなんだね
  中国らしいお庭だった
  赤と緑の色の建物、
  滝や池、橋・・・
  趣のあるお庭だった
 
 
 
 
 これで、黄大仙は終わり、またMTRの駅へ戻った。
で、次の目的地は、レイユームン海鮮市場。そう、ここで新鮮なシーフードの
昼食を取ろうと思ってるんだ。もう、12時は過ぎているのでお腹もすいてたので。
 レイユームン海鮮市場には、「香港見どころガイド」によると、
MTRで七つ先の駅、Yau Tong(ヤウトン)という駅で降りて、A2出口から出て
24番のミニバスで行くらしい。
 で、黄大仙からYau Tong駅までMTRに乗って行った。
 
 Tau Tong駅の出口
 
 A2の出口を出て、ミニバスを探そうかと思ったけど、もうお腹もすいて
いたし、タクシー乗り場があったので、すぐタクシーに乗った。いや、料金が
どれくらいかなあ、とちょっと心配だったけど。でも、意外に近かった。
ここも基本料金で着いたよ。同じようにチップ込みで$20払ったよ。
 
 レイユームンの
  入り口にある門
  門の近くにロータリーがあり
  バスとかタクシーに乗れる
 
 
 門のところから、海沿いに歩くと、シーフードのお店がずらりと並んでいた。
海に面したお店の並びの奥のほうのお店、鯉魚門海鮮酒家、というお店に入った。
入り口の、水槽のところで、生きている素材を選んで、それを店内で調理
してもらう、という方式。
 選んだのは、大き目のシャコ*2と、大きなイカ1ぱい。いや、お店の人は、
それでは足りない、これはどうだこれはどうだと、魚やロブスターを買って
欲しかったみたいだけど、いつも買いすぎて痛い目にあってるので、今回は
これだけでいい、と振り切った。素材の値段は、$280だった。
 お店では、まずはチンタオビールを。大瓶のチンタオビールだった。
それをお代わりもしたよ。それに、チャーハンとスープがたっぷり出てきた。
とても食べられなかった・・・料金は、素材の分も含め、$519だったよ。
 そうそう、ポチたちが注文をして待ってると、5~6人のグループが一組、
お店に入ってきた。オヤッと思ったのは、男性でもお酒を飲まず、ウーロン茶
のようなものを頼んでた。美味しい料理のときは、お酒だと思うのに・・・
 まあ、海鮮料理も結構脂っこいけど、ウーロン茶を飲みながら食べると、
油が溜まらず、太らないのかな?香港の人は、ホントによく食べてるけど
太ってる人が少ない。ウーロン茶効果なのかな?
 
 鯉魚門海鮮酒家  
 
 いやあ、お腹が一杯・・・いい気持・・・で、海岸線を散策することに。
このレストランより更に奥に、狭い道があって、両側にも沢山のレストランを
発見!なんだ、ちょっとお店選択、早まったかな?狭い道が迷路のように
通っていて、お土産やさんもあったけど、圧倒的にレストランが多かった。
いやあ、すごい数のお店だ。歩いていると、いろんなお店から声をかけられたけど
もう無理だって断りながら歩いた。
 長い長い迷路のような小道を歩きぬけると、明るい海岸線に出たよ。
 
 海岸線
  先の方にも集落が見える
 
 後ろを見ると
  海岸線から少し離れた所に
  高層ビル群が建っていた
  気がつかなかったなあ
  
 
 海に突き出した岩に
  階段がついていて
  上の方に灯台みたいな
  ものがあった
  でも、一番上には
  上がれなかった
  酔っ払っていたので・・・
 
 海岸線沿いの通りの奥に
  天后宮があった
  そう、これが目標
  だったんだ
 
 あ、天后宮の中に
  ポチの友達が・・・?
 
 天后宮の入り口から
  歩いてきた海岸線沿いの
  小道の方を
  あ、大砲があった
 
 で、これで満足して、来た道を戻った。あ、そうそう、この道沿いに
民家もあって、部屋の中でマージャンをやっているのが見えたよ。
部屋といっても、ドアの無い、開放的な建物だったけどね。おばさん、
おじさんがにぎやかに楽しんでいた。驚いたのは、そのマージャン牌の
大きなこと!ダイナミックなマージャンに見えた。お店の前のテーブルでも
マージャンを楽しんでる人たちがいた。そこも、大きな牌を使ってた。
香港のマージャン牌は大きいのかな?
 歩いて戻っていると、ビールのせいか、お手洗いに行きたくなって・・・
迷路のようなレストラン街に入る前にトイレがあったんだけど、それが
工事中!我慢をして、迷路の道を急いで歩き、先ほど食べたのレストランを過ぎた
ところで、お手洗いの標識を発見、助かったって思ったよ。でも、ちょっと
甘かった。標識の方向に行くと、別の標識が立ってて、タクシーを降りた
所へ戻ることに、そこにも別の標識があって、それに沿って、もう小走りで
歩いていった・・・そして、ついにお手洗いに到着!間に合ったあ・・・
それにしても、遠かったなあ。
 さて、これで落ち着いて、帰りはミニバスに乗ってみることに。
MTRのYau Tong駅のミニバスがあったので、確認をして乗った。あれ、料金は
いくらだったかな?もちろん、タクシーよりはずっと安い料金だった。一人
$3くらいだったと思う。
 そこで、10分ぐらい待ったかな。結構、沢山の人が乗り込んできたよ。
そして、出発。降りるときは運転手さんが、声をかけてくれた。Yau Tong駅には
ここで降りたほうがよい、ということで・・・まあ、駅への方向指示の標識は
建っていたので迷わずに行けたけど、ここでも結構歩いたよ。ミニバスは、
きっと遠くを回るんだろうね。
 Yau Tong駅からは、チュンクワンオウ線に乗って、North Point駅まで行き、
そこでアイランド線に乗り換え、コウズウエイベイへ戻った。ぐるっと、
九龍半島を周った感じだった。
 で、まずはホテルに行って、一服すること。でも、一服の予定が、ポチは
眠ってしまって、2時間ほど、部屋で休んでしまった。で、起きたらもう夕方、
食事に出かけた。今日は、SOGOの通りをはさんだ向かい側にある、日本の
居酒屋のチェーン店である、笑笑(わらわら)へ。去年来た時は無かったから
新しくオープンしたんだね。どんなお店か、確認したくて入ったんだ。
 笑笑は、日本では割安な、グループ向けの居酒屋、だけど、ここは違った。
カップル向けの席が多く、高いついたてで、二人だけの世界を演出していた。
お客さんも若いカップルがほとんどだったね。
 店員は、未だ要領が悪い。料理がなかなか出てこない・・・店員の数は
多いんだけど、料理が遅い、厨房の問題なのかな?それにしても、飲み物
ぐらいはすぐに持って来いよって言いたくなった。
 ここでは、ビール、一番しぼりの大瓶($29)、白鶴の端麗純米(300ml、$65)
を飲んで、料理はぎょうざ($27)、ししゃも($18)、それに北海道石狩鍋($47)を
食べた。最後に、抹茶アイス($10)も。この抹茶アイスもなかなか出てこなかった。
 でも、今回の夕食は安かった。$216だから、4000円もかからなかった。
 
 笑笑
 
 例によって、混雑するコウズウエイベイの夜の街をふらふらとホテルへ戻った。
そして、バタン・キュー・・・
 
続き(12月21日)へ