福岡・大分出張記 7月7日(木)
  やっと観光ができた!
  別府の地獄めぐり!
 
 さあ、今日は大分へ移動する日。しかし、会議は午後3時から。
ということで、数時間の時間をどう使うか考えた。高崎山の猿か、
別府の地獄か・・・ポチは猿とは犬猿の仲、わざわざ猿を見にっても、
ということで別府の地獄に行ってみることに。犬猿の仲、が決め手に。
 朝、8時発の特急ソニック5号で博多から別府へ向かった。
もちろんホテルはチェックアウトし、カバンとトランクを持っての移動。
 特急を杵築で降り、佐伯行の日豊本線の鈍行に乗り換えた。そして、
亀川に10時20分ごろ到着した。
 いや、ネットで調べると、地獄めぐりは別府あるいは亀川からが便利
みたいだった。観光バスは別府から多く出ていたけど、ポチは自由に
歩いて周りたかったので、少しでも近い亀川から入ることにしたんだ。
 でも、亀川までの鈍行列車の旅で多少不安と後悔が・・・
列車はワンマン運転だし、単線だし、各駅は小さく、亀川からホントに
バスとかタクシーがあるのだろうか、また荷物が沢山あるので預かって
もらわないと観光ができないけど、預かってもらえる所があるのだろうかと。
で、駅についてまずは駅員さん(多分、駅長さん、一人しかいなかった
ようだから)に荷物を預かってもらえる所があるかどうか聞いたら、
待合室にコインロッカーがありますよって教えてくれた。すぐに、
待合室に入って、ロッカーに荷物を入れた。ここには小型のロッカー
(300円)が四つ、中型のロッカー(400円)が一つ、大型のロッカー
(600円)が一つ有った。ポチは、中型のロッカーに、トランクとカバンを
入れたよ。
 さあ、身軽になって、地獄へ・・・と言っても、地獄めぐりの案内や
地図などは無く、結局タクシーでまずは近くの地獄へ連れて行ってもらう
ことにして乗り込んだ。で、いろいろ話をしていると、亀川の地区に
二つの地獄が、残りは別府に近い地区にある、ということだった。
ポチは荷物を亀川駅に預けているので、まずは遠くに地区に行って
そして亀川駅に近い地獄を見て、亀川駅に戻ることにし、遠くの地区の
地獄の、歩いて周るので、高いところ、下りながら順じいろんな地獄を
見て周れるところ、へ行ってくれるよう、お願いした。
 そう、タクシーで1500~1600円だったかな、海地獄のところへ到着した。
近くには坊主地獄、山地獄もあり、さしずめ地獄銀座ってところかなあ。
 あ、海地獄の入り口で、地獄めぐりの観覧券を買った。2000円だった。
各地獄の入場券、1回券は、400円だから、6つ以上地獄を周れば得する勘定。
 
 海地獄  
 
 地獄へ行く通りの横に
  大きな池があって
  蓮の花が咲いていた
 
 あ、これは通りの傍に
  咲いていた朝顔
 
 いよいよ、海地獄  
 
 わお、綺麗な色
  コバルトブルー!
  でも、摂氏98度!
 
 
 
 熱そうな熱気を
  吹き出していた
 
 あ、温泉玉子、
  製造中みたいね
 
 ここはホントに
  熱そうだった
 
 綺麗な蓮の花
 
 
 いやあ、激しく蒸気が
  吹き出してた
 
 さあ、次は坊主地獄だ。そうそう、観覧券は各地獄専用の入場券が
綴じられているもので、その順序で周ればいいようになっていた。
楽だねえ。
 
 鬼石坊主地獄
 
 灰色の熱泥の形が
  坊主頭に似ているから
  坊主地獄、と言うらしい
 
 
 
 ここは、うるさく
  蒸気が吹き出していた
  鬼の高鼾、というらしい
 
 
 えーっと、次は山地獄だ。
 
 山地獄
  山のいたるところから
  噴気があがっているから
  山地獄、というらしい
 
 なぜか、黒鳥がいた
 
 確かに、山の斜面の
  いたるところから噴気が
 
 
 なぜ、山地獄に
  カバが?
 
 
 地獄の道案内板
 
 次は、かまど地獄だ。
 
 熱そうな泥の池
 
 あ、かまどがあった
  この地獄の噴気で
  ご飯を炊いたから
  かまど地獄、というらしい
 
 
 ん? ここにも坊主地獄が?
 
 えーっと、あ、次は
  鬼山地獄だ
 
 鬼山地獄
  鬼山というのは地名らしい
  あ、ワニも沢山いるので
  ワニ地獄、ともいうらしい
 
 熱湯の池
  ホントにぐつぐつ
  沸いていた
 
 
 次は、白池地獄だ。
 
 あれ? 地獄に仏?
 
 ホテイアオイ
  よくある水草だけど
  花が咲いているのは
  見たことが無かったなあ

 
 
 白池地獄
  噴出時は無色透明の熱湯が
  温度と圧力の低下により
  青白色になるらしい
 
 ここもなかなか綺麗だった  
 
 次は、斜め前にあった、金龍地獄。
 
 金龍地獄の入り口のところ  
 
 金龍地獄
  噴気が朝日の中、あたかも
  金色の龍が昇天するように
  見えるということらしい
 
 なぜか、観音様が
 
 熱そうな熱湯の池
 
 岩から蒸気が吹き出していた  
 
 あ、これ、
  源平かずらって言うんだ
  知らなかった
 
 
 ここで、別府に近い地区の地獄の観覧は終わり、次は亀川地区の地獄へ
行こうと、バス停へ。鉄輪から血の池地獄まで、バスで180円だった。
 
 バス停
  このあたりは温泉宿が
  多いところみたい
 
 血の池地獄
  赤くなるのは粘土のため、
  みたいね
  日本最古の天然地獄だって
 
 ホントに赤い
  噴気まで赤い
 
 
 あ、ここは以前
  爆発したんだね
 
 地獄の横に滝があった
  こちらは涼しげだった
 
 もう一度、血の池地獄を  
 
 さあ、最後は竜巻地獄だ。ここは、時間が来ないと噴き出さない、
ということで、25分ほど待たされた。その間、お土産店の中を
うろうろしていたら、カボスを絞った酢とか、カボスワインとか、
買ってしまった。ひょっとして、噴き出す時間をお店がコントロール
しているのでは?あ、でも実は、このお土産店のお店の人がちょっと
可愛い女性だった、ということもあるけどね・・・
 
 竜巻地獄
  世界の間欠泉の中でも
  休止時間が短い、とのこと
 
 噴き出した!  
 
 先ほどの構図で
 
 もう、撮りまくり   
 
 
 これで、地獄めぐり、完遂!で、亀川駅行きのバス停に行ったら
待ち時間30分!ま、いいか、のんびり待つことに。ところが、バス停の
前に地酒屋が。時間があるから、そこに入ってみていると、臼杵の地酒
があったので、つい買ってしまった。
 バスで、駅まで15分くらいだったかな、140円だった。で、亀川駅から
大分駅までの列車の待ち時間は25分くらいあったので、駅の待合室で一休み。
 列車に乗って、大分に着いたら、すぐタクシーでホテルへ向かい、
荷物を置いて、背広に着替え、何事もなかったかのように、颯爽と仕事へ!
結構慌しかったよ。ホテルの部屋では20分ぐらいしか余裕が無かった。
 仕事が終わってホテルへ戻ってきたのは夕方の6時。さて、どこに
飲みに行こうかとインターネット検索・・・まあ、今日は贅沢をせず、
少し安い居酒屋を探していたら、十徳や、というチェーン店の都町店を
見つけた。ここは、市場刺身盛り合わせが1000円と安かったので。
 すぐにタクシーで、十徳や都町店へ。そして生ビール、冷酒を。
つまみはもちろん、1000円の刺身盛り合わせ。まあ、そんなに高級な
お魚ではないけど、まずまずだった。それに、ホゴの煮付け(680円)を
食べた。美味しかったけど、ホゴって初めて。めばるのような魚だった。
それに、マトンの焼いたものがあったので食べたよ。もうお腹一杯になって
お店を出てすぐタクシーでホテルへ。あ、このお店は3500円程度で、
やはり安かった。
 ホテルに着いたら、地獄で買ったお土産をトランクに入れたりして、
荷物をまとめて、寝たよ。
 
続き(7月8日)へ