クアラルンプール出張記
 11月11日(金)
   今日は午前中が会議。
   午後、クアラルンプールの郊外の
    クタム島を散策
   夕食は、ホテルのエクゼクティブラウンジで
 
 今日は午前中が会議、朝早めに起きて、朝食を取って、出勤。
お昼過ぎ、会議終了後、すぐにホテルに戻って、観光客に変身し、行動開始。
 で、今日は船に乗ろうと、クタム島を目標に。いや、ホントに行けるかどうかは
わからないけど、とにかく海岸線までは出てみたくて。それに、やっぱり船には
乗りたいからね。
 クタム島は、マレーシアの伝統家屋の一つカンボン(水上集落)が残ってる島、
らしい。観光案内書によると、クタム島にはクラン港から高速ボートで約30分
(12リンギット)となっていた。で、クラン港までは、クアラルンプールから
KTMコミューターという列車で1時間(3.6リンギット)となっていた。半日で行くには
ちょっと遠いけど、まあ、行ける所まで行ってみようと思って出発。
 まず、KLセントラルの駅ビル内にあるKTMコミューターの窓口でチケットを
購入。ところが、クラン港に近い駅はクラン駅だと思って購入したら、
後で気がついたんだけど、クラン港に近い駅は、KTMコミューターの終点の
ペラブハン・クラン駅だった。クラン駅までの料金が3.6リンギットだったので、
観光案内書にあった料金と同じなので、何の疑いも無く購入したんだけど、
多分料金が変わったんだろうね。でも、とりあえずチケットを入手したので、
KTMコミューターに乗り込んだよ。13時35分、KLセントラル駅を出発した。
 
 KTMコミューターの車内
  終点近くになると
  お客さんはぐっと少なくなった
 
 ここが、終点の
  ペラブハン・クラン駅のホーム
  それにポチが乗ってきた列車
 
 
 ペラブハン・クラン駅
  ここは自動改札で自動清算機
  が無く困ったけど、駅舎の中に
  女性が居たので声をかけ、
  不足の1リンギットを支払い
  出してもらったよ。
 
 で、その女性に、クタム島へ行きたいけど、そのボート乗り場を聞いたら
すぐ近くで、指で示し、教えてくれた。
 
 ここが、ボート乗り場らしい
 
 その建物に入ると、狭いけどかなりの人が待っていた。売店はあったけど、
それに時刻表のようなものはあったけど、チケット売り場らしきものは無かった。
その建物の中を突っ切って桟橋に出られた。
 
 桟橋に出たところ
 
 桟橋から、KTMコミューター
  の駅の方を見ると
  列車が見えるね
 
 桟橋をずーっと歩くと
  船着場に着いた
  写真は歩いてきた桟橋
 
 沢山の船が停泊していた
 
 お客さんは結構居たけど、どの船がクタム島行きなのか、さっぱりわからず、
一旦、先ほどの建物に戻って、時刻表を確認することに。
 
 クタム島行きらしき時刻表
  KETAMがクタムだろうね
  地元の人はケタムって
  発音してた
 
 この時刻表によると、まさに今の時刻、2時45分の船があるはず、ということで
また慌てて船着場に行ったよ。そうすると、小さな船が船着場に頭だけ着けて
若いお兄さんの船長さんらしき人が何か叫んでた。ケタム、ケタムって聞こえたので
あ、この船かと思ったけど、あまりに小さいので、うーん、と一瞬躊躇したけど
地元の家族ずれみたいな人たちが乗り込み始めたので、ポチも乗り込んだ。
 
 ポチが乗ったボートの中
 
 ポチ達が一応乗り込んだとき、大体10人くらいだったかな、ぎりぎり詰めると
20人ぐらい乗れそうで、未だ余裕があり、船長は船着場の人たちに、ケタム、
ケタムって叫んで、お客を集めてた。船着場というか桟橋には沢山の人が
待ってるのに乗り込もうとしない・・・クタム島行きの別の船があるんだろうね。
 船長の友達みたいな人が乗り込んできて、船着場を離れたのでいよいよ出発
と思ってたら、その友人を湾内の別の船に送り届けるとまたさっきの船着場に
戻って、ケタム、ケタムと叫んでお客を探してた。でも、新たなお客は現れず
船長も諦めて、クタム島へ出発した。
 
 船着場、桟橋を後に
 
 いやあ、すぐ後悔した、この船に乗るんじゃなかったと。ものすごい、スピード、
小さな船なのに・・・船長は器用に運転はしてるし、船はヤマハのボートで頑丈そう
だったけど、結構ガクンガクンとショックが大きく、大丈夫かな、と思ったよ。
場合によっては、海に投げ出されるかもと、救命道具を確認したよ
 
 ボートは飛ばしてた
 
 水上のレストラン、みたいだった
 
 とにかくボートは飛ばしていて
  水しぶきが激しく
  船の中で立つことはできず
  がたがた揺れ写真も
  ほとんど撮れなかった
 
 
 そう、20分ぐらいかな、船着場が見えてきた。でも、ポチが乗ってるボートは
島に近い小さな船着場に向かっていった。
 
 大きな船用の
  船着場が見えてきた
 
 このボートが
  ポチが乗ってきたボート
  あ、料金は下りるとき現金で
  支払った 10リンギットだった
 
 すぐにクラン港へ行く
  人たちが乗り込んでいた
 
 船着場の前は
  狭いコンクリートの路地だった
 
 海沿いには
  こんなレストランも
 
 あ、これがさっきの
  大型船用の船着場
 
 クラン港へ帰る時は、別の船に乗ろうと思い、この船着場の先へ行って
時刻表を確認したよ。
 
 この時刻表から
  4時発の船に
  乗ることを決めたんだ
 
 桟橋から、水上の家屋を  
 
 桟橋
  左手に先ほどの
  レストランが見える
 
 これで、帰るスケジュールも決まったので、それまで島を散策することに。
 
 消防署、だろうね
 
 コンクリートの狭い道路があり
  それに沿って家が建ってた
 
 警察署もあった
 
 賑やかな商店街
 
 商店街を歩いていると、広場に出た。
 
 広場の周りは
  神様(?)が祭られていた
  中国仏教寺院だろうね
 
 
 本堂(?)の屋根には
  綺麗な彫刻が
 
 
 本堂内の祭壇
 
 
 小さなお洞の中には
  観音様見たいな人が・・・

 
 
 本堂の全景
  あ、福龍宮と書いてある?
 
 綺麗な家も、足元が心配・・・
 
 この辺りは住宅街みたいね
 
 あ、コンクリートのメイン通りから
  こんな板張りの路地が
  沢山走ってた
  かなり奥まであるねえ
 
 自家用の桟橋がある家?  
 
 ここは集会場のような
  感じだった
 
 集落と集落の間は
  こんな感じだった
 
 あ、路地のいたるところに
  いや、ほとんどの家に
  こんな小さな祭壇が
  あったよ
 
 あ、これ、さっきの本堂なんだ
  帰り道に、もう一度撮影
  確かに、福龍宮という
  名前だったよ
 
 
 何だかわからないけど
  綺麗な門があった
 
 板張りの路地のところにも
  小奇麗な家が並んでた
 
 海のほうに出られそうだったので
  この板張りの路地に
  入ってみたよ
 
 先端からは
  先ほどの船着場が見えた
 
 あ、こんな感じで
  一件ごとに、小さな祭壇が
  家の横に建ってたよ
 
 そうそう、これを探してたんだ
  近いみたいね
 
 何だか迷路みたいに
  道路が走ってたよ
 
 あ、これみたいね
  天后宮は
 
 
 祭壇  
 
 狭い道路でも、
  バイクや自転車が走ってた
  もちろんスピードは
  出してなかったけど
 
 で、少し早めに、先ほどの大型船用の船着場に戻った。
 
 船着場から、水上集落を
 
 ながひょろい船が到着した。よくわからないけど、多分、ポチが乗る、クラン港
行きの船でしょう。
 
 ポチが乗り込んだ船
 
 船内
  チケットは船内で売りに来て
  6リンギットだった
 
 約30分くらいの船のたびだった。この船は、窓が小さく、汚れていたので
外の写真は全く撮れなかった。
 
 クラン港に到着
 
 すぐにKTMコミュニケーターの駅へ行って、今度はちゃんと4.6リンギットの
チケットを購入し、ホームへ出た。すると、すぐにベルが鳴って、みんなが
停車していた列車に乗り込んだので、ポチも慌てて乗り込んだ。
 
 4時35分に発車した
 
 よく考えると、この列車の行き先を確認してなかった・・・で、慌てて路線図を
調べたら、全てKLセントラルへ行くみたいだったので、ほっとした。
 そのままホテルへ戻った。部屋に着いたのは、6時ぐらいだったよ。
で、すぐにどこか居酒屋へとも思ったけど、出かけるのが億劫になって、
エクゼクティブラウンジのお寿司などで済まそうと、パソコンを持って出かけた。
 エクゼクティブラウンジで、ビール、白ワインをずいぶん飲んだ。つまみも、
にぎり寿司、巻き寿司、そのほかのオードブルをいろいろ楽しんだよ。
メールやインターネットを楽しみながら、そして夜景を楽しんだ。
 部屋に戻ったのは8時ごろ、酔っ払ってたけど、気持のいいお風呂に入って
眠ったよ。
 
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