ロンドン、ストックホルム出張記
7月1日(土)東京->ロンドン
少酒モードでロンドンへ
JALラウンジでも機内でも。
ロンドンでの最初の夕食は、
ホテルの近くの和食のお店「ITSUKA」で。
いつものJAL401便、出発は12時。家を出たのは7時45分、8時20分ごろには
品川に着いたよ。あ、タクシーは前日から予約してた。安心だからね。
成田エクスプレスは結構混んでたけど、なぜかポチの隣は空いてた。
ゆっくり座れてよかった。あ、車内でとんでもないことに気がついた・・・
携帯電話、空港でいつも借りることになってて、今回もネットで予約してたけど
その受け取り場所をなぜか成田第1ターミナルにしてた。ポチはJALだから
第2ターミナルなんだけど・・・今回は、JALの携帯の申し込みのHPのデザインが
すっかり変わり戸惑ったこともあるし、もともと、第1、第2というのはいつも
混乱するんだ。羽田は第1ターミナルがJAL、第2ターミナルがANAで、成田とは
逆なんだ。福岡はどうだったかなあ?もともと、間違いやすいのに、HPの
デザインが一新されていたため、第1ターミナルでの受け取りにしちゃったみたい。
さて、成田について、JALのカウンターでチェックイン。やっぱり、アップグレードは
できなかったみたい。エコノミーの席だ、残念。
それから、携帯の受け取り、第1ターミナルと指定したけど、第2ターミナルで
受け取れないか、携帯の貸し出し窓口へ。ANAが第1ターミナルへ移動したので
第2ターミナルのレイアウトもかなり変わってた。で、携帯貸し出しの窓口で
聞いたら、第1ターミナルの窓口へ電話をしてくれた。何とかなりそうだったけど
キャンセル料が発生するかどうか等確認したく、ポチが電話に出て相談した。
結果としては、キャンセル料はかからないだろう、第2ターミナルの地下1階に
ドコモのカウンターがあるから、そこに連絡しておくから、そこに行って下さい、
とのことだった。よかったあ、第1ターミナルまで行かなくてよくて。多分、往復で
1時間くらいかかるからね。
で、急いで地下1階へ。京成線や成田エクスプレスの駅ビルのほうに入ると
すぐ左手にドコモのカウンターがあったので、そこで、携帯を借りる手続きを。
いろんな書類に書かされるのは仕方が無いなあと、書いてたら、借りる携帯が
いつもの携帯と違う・・・で、その料金の清算方法など聞いてみると、
今やってる手続きは、ポチが国内でプライベートに使用してるドコモの携帯と
同じ番号で海外で使えるサービスの申し込みで、その場合の請求は、
国内の携帯の使用料請求と一緒になるとのこと。それでは困る、出張中の
携帯使用料は帰国時に清算する必要があるんだと説明していると、
あ、JGCの方ですかって聞かれて、はいと答える、あ、それだったら、
カウンターが違います。ターミナルビル側に別のカウンターがありますって
そこまで連れて行ってくれたよ。そこに、もう一つ、ドコモのカウンターがあった。
そこで、あ、第1ターミナルから連絡がありました、と話が通じたよ。
で、簡単な書類にサインをして、携帯を受け取った。ただし、キャンセル料は
1000円がかかります、とのこと、まあ仕方が無い。無事、携帯を借りることが
できたよ。
それから、出国手続きをとって、JALのラウンジへ。
そこで、まず生ビールを飲んだ。そして、日本酒をコップ一杯だけ飲んだよ。
いや、最近血圧が高いから少し控えないとと思って・・・あと、ソフトドリンクを
飲みながらおにぎりを一つ食べた。何だか楽しみが無いけど仕方が無い。
もちろん現地での非常食用におにぎり2個とパン1個をカバンへ。
あ、係りの人に、ロンドンとストックホルムのガイドブックをお願いし
GETしたよ。
で、搭乗開始の少し前にラウンジを出て搭乗ゲートへ。ところが、整備の
遅れでずいぶん待たされたよ。ラウンジに最後まで残ってれば良かった。
15分ほど遅れて搭乗した。
結構混んでたねえ。客室乗務員の人に聞いたら、今はロンドンが観光に
いい季節だし、土曜日はビジネスの人も多い、ということだった。
エコノミー席で、電源が無かったので、パソコンを使うのは諦めて
久しぶりに映画を見ることにしたよ。見た映画は、「マッチポイント」、
「美しき野獣」、「寝ずの番」の3本だった。
「マッチポイント」は、プロテニスプレイヤーを引退した若者が、お金持ちの
テニスクラブのコーチになり、個人レッスンを担当した若者と友達になり、
そのお父さんが社長の会社へ就職、サポートを受け、とんとん拍子に出世、
そして友人の妹との結婚へ。ところが、友人のフィアンセに一目ぼれして、
それから彼の人生の歯車は狂ってくる・・・彼は友人の妹と結婚するけど、
友人はフィアンセとは別れることに。で、彼はその一目ぼれした彼女に再会、
そこから危険な関係が続く。で、子供ができて、その対応で意見が分かれ、
彼は家庭を選択し、彼女を強盗に見せかけ射殺・・・その強盗に見せかける
ために、取った宝石類、証拠隠滅のためテムズ川に投げ込むが、その一つの
指輪が、川の土手にぶつかり、手前の道路側へ・・・それが皮肉にも、
拾った人間を犯人に断定する証拠に。プロテニスプレーヤーとして、
ネットにかかったボールが、手前に落ちるかネットを越えるかで運命が決まるが、
彼は手前に落ちることが多く、それが彼の選手生命を絶ってしまった。
ところが、手前に落ちた指輪が彼には幸運をもたらした。彼は、幸せな家族との
生活を続けることに・・・ここで映画は終わってしまった。うーん、釈然としないなあ。
あ、この映画は先行上映だから、日本では未だ公開されていないみたいね。
「美しき野獣」は韓国の映画で、裏社会の組織に義弟を殺された刑事とエリート
検事が協力し組織の黒幕を追う話。が、組織は警察上層部や政治家に働きかけ、
捜査を中止させようとする。刑事は最後に、自分の命を賭け、黒幕を射殺しよう
とするが皮肉にも黒幕は警察に守られ、刑事が警察に射殺される。
エリート検事は、ルールを守っての捜査に徹してきたが、彼も一線を越える
覚悟を決め、黒幕を呼び出し、自らの手で射殺する、という映画。
あ、この映画の最後の方で、機材のトラブルか、映画が初期状態に戻っちゃった。
まあ、ほとんど見たからいいかなとは思ったけど、でも、最後の結末がわからない
のはどうも気持ちがよくなく・・・早送りで、見ていないところを苦労して探して
ちゃんと最後まで観たよ。観てよかった!想像していた結末、ハッピーエンドとは
違ってたよ。
「寝ずの番」は日本映画。津川雅彦が初めて監督した作品。落語の一門を
率いる師匠(長門裕之)とその弟子達が、三つの通夜での寝ずの番が主な舞台。
いやあ、下ネタ満載の映画。「おそそ」って、この映画で初めて知ったよ。
でも、卑猥でもなく、面白かったねえ。原作はあの中島らもだって。
機内でもお酒は控えたよ。まず最初はソフトドリンクで我慢、食事の時は
日本酒を頼んだ。でも1合全部は飲まず、半分ほどは持ち帰ったよ。
その後も、ソフトドリンクばかり。あ、梅酒を一杯と、白ワインを1本、飲んだよ。
ポチが我慢してるのに、近くの席のおじさんおばさんの二人連れが次から次に
日本酒をもらってた。おいおい、そんなに飲むなよって言いたかったけど・・・
負けずに飲みたいっとも思ったけど、それも我慢・・・
映画を見てたら、到着まであと4時間くらいに。そこで、軽く横になった。
そして、到着2時間前になると、いろいろサービスが始まったので起きたよ。
あ、このフライトは、離陸してからしばらくも、そして途中も、結構揺れた。
この季節、そうなのかなあ。
ロンドンについたら、入国審査のところが長蛇の列!いやあ、1時間以上
かかったよ。何とかならないのかなあ。もう少し人を増やして欲しいなあ。
1時間以上並んで待たされるのは辛い。
入国するとすぐタクシーでホテルへ向かった。タクシーの運転手は
ラジオを一生懸命聴いてた。どうやら、ワールドカップのイングランドの試合
らしい。ひとりでぶつぶつ言いながら・・・ホテルの近くの賑やかな通りに入ると、
レストラン、バーには人だかりが。みんなTVのイングランドの試合を観ていたよ。
ホテルに着いて、すぐにチェックイン、部屋へ。そこで一服して、夕食へ。
もう8時近かったけど、未だ外は明るかった。ホテルのコンセルジェに
近くの日本食のお店は無いか聞いたら、Upper
Streetをずっと行くと、
10分から15分のところにある、美味しいかどうかはわからないけど、という
ことだった。とりあえず、そのお店をトライすることに・・・
Upper Street
長~い車が・・・ |
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やはり結構歩いたね。見逃したかと心配になるほど歩いたよ。で、やっと「ITSUKA」
のお店の看板が道路にあるのを見つけ、ホッとした。Upper
Street沿いではなく
交差する道を少し入ったところだった。
「ITSUKA」は、Bar & Restaurantと書いてあり、レストラン風でもなく、居酒屋風
でもなく、ホントにバーみたいだったので入るのに躊躇したけど、ココまで来たんだからと
えいやっと入ってみた。
まあ、お店の中もやはり、バーって感じだったね。奥のほうには7~8人の地元の人の
グループが飲んでて、騒いでた。他にも地元のお客さんが2~3組入ってた。
日本人のお客さんは居なかった。あ、お店の人は日本人みたいだった。
料理は、居酒屋のような一品料理は少なかった。ポチは刺身定食とビールを
頼んだよ。アサヒビールの330mlの缶が£2.9、600円以上、高いねえ。
お刺身定食は£15で、つな*3、白身*3、サーモン*3、エビ*3、鰻*1の
お刺身の盛り合わせに、ご飯と味噌汁だった。お刺身はまあまあだったよ。
まあ、日本人向けの和食屋さんではないね。
「ITSUKA」
Bar & Restaurantって
書いてあった |
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長旅の疲れか、少しのビールでも良い気持ちになって、ふらふらとホテルへ
戻った。お店を出たときはもう夜の8時は過ぎてたけど、未だ明るかったねえ。
でも、ポチは部屋に戻ったら、すぐ寝たよ。
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