平泉・一関旅行記
8月24日(火) 一関
朝食前に、近くの厳美渓を散策
まずは、バス乗り継ぎで
猊鼻渓の船下りへ
次に、タクシーで幽玄動へ
幽玄動から猊鼻渓へタクシーで戻り
猊鼻渓からJR大船渡線で一関へ
一関からバスで渓泉閣へ戻った
夕食はもちろん渓泉閣、
一関で入手した地酒を楽しんだ
朝6時前に目が覚め、ホテル内の温泉へ。誰もいなく、独り占め!
脱衣場には、マッサージチェアがあったので、それも楽しんだ。
そして、6時半ごろ、近くの厳美渓散策に出かけた。
もう結構日差しは強かったけど、風は爽やかだったね。
しかし、厳美渓観光案内図に従って歩いたんだけど、しばらくは
田舎の道、というだけで、渓谷のようなものが無かった。
あ、厳美渓のもう一つのホテル、いつくし園があった。
こちらの方が、渓泉閣より大きいね。
いつくし園 |
ここからもまたしばらく歩くと、やっとせせらぎの音が聞こえ、橋があった。
これが、長者滝橋ですね。あ、この川は、磐井川、ですね。
長者滝橋 |
こちらがホテル側で 厳美渓の中心がある所 磐井川の下流側ですね |
あ、この小さな滝が 長者滝、らしい |
この橋を渡って、ホテルとは反対側の川沿いの通りを、磐井川の下流に
向かって歩いていった。
いやあ、こちらも、しばらくは単なる田舎道、川のそばには下りれなかった。
急斜面で危険みたいね。
とことどころで 川の流れが見えた |
道端の花 |
しばらく歩いて、やっと観光地みたいな雰囲気のところに着いた。
「かっこうだんご」のお店、空飛ぶだんご、で有名なお店に着いた。
もちろん、未だやってなかったけど。
空飛ぶだんごのお店 かっこうだんご |
このだんご屋の先に、天工橋があった。
天工橋から 上流の方を |
天空橋から 下流の方を |
天工橋を渡り、ホテル側に戻って、更に下流の方に向かった。
これまでの通り、舗装された自動車道とは違い、川沿いの山道、
散策路があるようだったので、そこを歩いてみることに。
その先には、御覧場橋があるようだ。
散策路の入り口 御覧場橋まで 200mとのこと |
散策路は、 木々に囲まれていた |
散策路から、 断崖絶壁の下の 川を覗きこんだ |
これが御覧場橋 つり橋で渡る時 ぐらぐらして怖かった! |
御覧場橋から上流の方を 見えるのが天工橋 |
御覧場橋を渡って、再び磐井川のホテルとは反対側に行き、
川の上流に向かって歩いた。こちらは舗装された自動車道だった。
しばらく歩くと、川の近くに下りる階段を見つけた。
早速、降りてみたよ |
渓流が身近に見れた |
また、階段を上って、自動車道へ出て、更に上流の方へ歩いていった。
そして、天工橋近くに来るとガラスのお店?展示場?があった。
もちろん、未だ開いてなかったけど。
ガラス製品の展示場 |
で、天工橋をホテル側に渡り、ホテルへ戻った。大体、1時間くらいの
早朝の散策だった。
ホテルに戻って、すぐにまたホテルの温泉へ。まだ誰もいない。
一人でのんびり入ったよ。マッサージチェアもね。
で、部屋に戻ると、朝食の準備ができていた。
朝からいろいろ食べたなあ。お腹一杯になったよ。
食後、少しゆっくりして、10時ごろだったかな、ホテルを出発した。
またバスで一関に戻るんだけど、今朝乗るバスは、別ルートのバス
ということで、バス停がある天工橋まで歩いた。
途中にあった案内板 |
やはり厳美渓の景色が気になり、途中でまた写真を撮った。
厳美渓 |
バス停は、天工橋を渡っただんご屋の前、とホテルの人に聞いていたので、
あ、「かっこうだんご」屋だとすっかり思い込んで、その近くを探したけど
バス停らしきものが無い・・・まあ、田舎だからそうかも、と思って待っていると
空飛ぶだんごが飛んでいた!対岸の川岸にプロのカメラマンらしき人たちがいたので、
撮影のための空飛ぶだんごだったのでしょう。
ちょっと気になって、地元のおばさんに、バス停を聞いたら、
バス停は天工橋の先の「月見だんご」屋の前、ということだった。
どうやら、この辺りにはだんご屋さんが多いらしい。ホテルの人も多分「月見だんご」屋
と言ったのでしょうけど、まあ、ポチがその場で「かっこうだんご」だと思ったのでしょうね。
とにかく急いでそちらに歩いていたら、バスが通り過ぎてしまった。慌てて手を挙げながら
走ったよ。運良く、バス停には1人、待っている人がいたので、バスは停車、ポチも
そのバスに乗れた。助かったあ!
そのバスで、一関へ戻り、バスを乗り換えて猊鼻渓へ向かった。
このバスも結構長かった。40分位かかった。あ、厳美渓までのバスは
一関から20分位だった。
猊鼻渓へは、バス停から少し歩かねばならなかった。
猊鼻渓の 船の乗り場が見えてきた |
猊鼻渓は、砂鉄川沿いの渓谷、約90分の川下りが楽しめるんだ。
早速、乗船券を購入、ホテルで10%割引券を持っていたので、
1350円だった。
川下りを終え 下船するお客さんたち |
ポチの乗る船は ちょうど12時の出発! |
あ、大船渡線の列車! |
川下りから戻ってきた船 |
そそり立つ岩に 木がまとわりついてる という感じかな |
川岸に並んでいる船は 雨天用で屋根がある |
船が川岸に近づいたので 山肌いや岩肌を撮った でも葉が茂って 見えないね |
いやあ、船が 日陰に入ると涼しい! |
あ、鯉がいた 猊鼻渓は禁漁なので 魚の天国らしい |
鴨もいた |
猊鼻渓の両側の岸壁にはさまざまの名前がつけられていた。
凌雲岩というのがあった。まあ、雲を凌ぐほどの高さを誇る岩、
というところでしょうか。
凌雲岩 |
岸壁の洞窟に毘沙門天があった。船からお賽銭を投げ込む人もいるのかな?
船頭さんが、投げるなら500円玉が入りやすいと、毘沙門天さんに代わって
営業をしてた。あ、投げるのが難しい方は、船頭さんの足元に500円玉を
置いてください、とも(笑)
岸壁の洞窟の毘沙門天 |
すごい岸壁が見えてきた |
上段の2枚の写真が男岩
|
川下りの船とすれ違った あ、この船の船頭さんは 猊鼻渓でただ一人の 女性船頭さん、とのこと |
おお、メタボ気味の鯉が 沢山いた 同病相哀れむ・・・ |
川岸の絶壁 |
ここで、船を降り、 歩いて猊鼻渓の奥へ |
目の前にも岩の絶壁 |
藤棚、季節なら 綺麗なんでしょうね |
岩の壁のすごさ、 わかりますよね |
更に歩いていくと げいび橋が見えてきた |
すごいねえ 何かがいそうな |
ここが猊鼻渓観光の 最奥地ですね |
ここに、おじさんがお店を出してて、磁器製の小さな石を売ってた。1個20円。
石には、1文字が焼印されていて、”運”、その他になんだったかな、
全部で5種類ぐらいの文字が焼かれていて、自分の希望する願いの石を買い
それを対岸の岩壁にある「獅子ケ鼻」と呼ばれる穴へ入れると、
その願いがかなえられるそうだ。
ポチは、100円で5個、購入し、トライした。購入した石は、えーっと何だったか
”運”と”福”だったような記憶が。
はじめは、野球の投手のように、スピードボールで穴を狙ったが
いずれも穴の下にいってしまい、見た目以上に遠いことがわかったので
4投目には、遠投の感じで、山なりのボールを投げたら、入った!
入ったら、周りの人が驚いていた。
で、5投目、最後の石も更に遠くに投げる感じで投げたら、ど真ん中に入った!
石を売ってたおじさんが、今日入った人が16人目とか言ってたよ。
「獅子ケ鼻」を狙う石投げ 女性にはちょっと 無理かもね |
ホントに岩の絶壁だね |
更に奥の方にも 沢が続いていたが 入れないんだろうね |
水辺に鳥が わかるかな? |
これが「獅子ヶ鼻」かな? |
もう一度、岩壁を撮影 |
これで散策は終わり 船へ戻った |
砂鉄川を泳ぎ回る魚たち 保護されてるし えさももらえるから 船に近づいてくるね |
帰りは船頭さんの歌、「げいび追分」ともう1曲はなんだったかな、それを
聞きながらの川下りだった。で、出発したところに戻り、川下りは終了。
約90分だった。
もう1時半ごろだったので、近くのレストハウスで食事をとった。
鮎の塩焼きが付いているセットを食べた。ん?泳いでいたあの魚は、あゆ?
あ、レストハウスの窓に 怖そうな蜘蛛が! |
昼食後、幽玄洞へ。歩いて25分から30分と渓泉閣の人が言っていたので
この暑さの中では歩くのは大変だから、タクシーで向かった。
1000円もかからない近さだったよ。
幽玄洞へ向かう道 |
あ、建物が見えてきた |
ここの入場料は1000円だったけど、ホテルで2割引券をもらっていたので
800円で済んだ。手荷物を預けて、出発!
いよいよ洞穴入り口へ |
更に奥にまたドアがあった いやあ、ひんやりとしたよ 猛暑の外とは別世界! |
鍾乳石に囲まれた 階段を下りていった |
あ、女性の神様? いのち観音 |
更に下へ下へと |
今度は、男性の神様? 水月観音 |
自然のなせる業か 複雑な形状の壁や穴 |
石筍こま犬 右手前の茶色のもの うーん、似ているかどうか ちょっとわからないね あ、メインは幽玄観音 中央の方です |
洞窟の中は こんな感じの 階段も多かった |
地底湖 浄魂の泉、というらしい |
岩の割れ目に 何かいそうな・・・ |
これは、石柱観音? |
行き止まりだった これは観音窟? |
これで洞窟散策は終わり、出口へ。いやあ、猛暑の外に出るのは
躊躇したけど、まあ、仕方が無い。覚悟を決めて出たよ。
あ、これが洞窟の 入り口への階段 |
これが洞窟のチケット売場 および土産・食事のお店 |
タクシーは、乗ってきたタクシーが待っててくれた。いや、降りるときに、
1時間後位に迎えに来てくれるよう予約しておいたら、待っててくれた。
そのタクシーで、また猊鼻渓へ戻った。猊鼻渓でお土産を買って
バスに乗ろうとしたら、40分以上の待ち!バスなら無料で帰れるけど
40分の待ちはきついので、大船渡線で帰ることに。ということで、
駅まで歩いた。少し離れていたよ。
大船渡線の橋 |
猊鼻渓駅が見えてきた |
猊鼻渓駅 単線だね |
電車は20分ほどで来るようだったので、暑い中を待ってたら、
10分の遅れのアナウンス、がっくり。でも、また戻ってバスに乗る、
というわけにもいかず、我慢してじっと待ったよ。と、思わぬ珍客が
顔を出した・・・
やぶから鹿が出てきて 何か葉っぱを食べてたよ |
で、やっと電車が来て、乗り込んだ。30分ぐらいで一関に着いた。
そこで、少し買い物をして、渓泉閣に戻る、厳美渓行のバスに乗った。
あ、一関では、渓泉閣には無い地酒の300mlの日本酒を2種類、
購入した。夕食時に味見しようと思って。
渓泉閣に着いたのは、5時半ごろだったかな。すぐに温泉に入ったよ。
このときも、誰も居なく、ポチ一人での温泉だったよ。もちろん、マッサージ
も楽しんで、部屋に戻ったら、夕食の準備がすぐに始まった。
まあ、特別な夕食を頼んだわけじゃないけど、いろいろでるねえ。
お酒のつまみには困らないね。良く食べ、良く飲んだよ。
おかげで、また、バタンキューで寝ちゃったよ。