アムステルダム旅行記
 8月1日(金) アムステルダム到着、運河散策
 
 今回は東京から成田エクスプレスに乗ることに。というのも、
ちょうどいい時間の成田エクスプレスが品川に停まらないので。
仕方なく、東京駅までタクシーで。でも、箱崎へタクシーで行く
よりは若干安かったかな。6000円程度だった。でも、高い。
次回は別の方法を考えないと・・・

 東京駅、丸の内側から入ったけど、すぐエレベータがあって、
成田エクスプレスが到着するホームまで、大きな荷物を持ってても
すぐ行くことができた。
 乗ってしまえば慣れたもの、前回と同様、成田空港駅の一つ手前の
空港第2ビル駅で下車。時間は1時間弱だったかな。
 成田空港は空いてたねえ、8月1日は、7月の夏休み、8月のお盆休みに
はさまれていたからかな?おかげで、JALのチェックイン、出国手続きは
スムーズに済んで、すぐJALのJGCラウンジに入れた。
 逆にラウンジではずいぶん時間があったが、それも慣れたもの、
すぐ生ビールにおつまみで宴会に・・・それから、お持ち帰り用に
日本酒を3本とおつまみを少々確保。おにぎりがあったから、一つ食べて
二つは非常食用に確保。生ビールはおかわりもして、あ、そうそう、
白ワインも飲んで、いい気分でラウンジで過ごしたよ。こんなに
ラウンジに長く滞在する人も珍しいみたいね。周りの人は入れ替わり
が激しかった。あ、ここでJALが発行しているJAL GUIDEの
アムステルダムの説明が入っているものをもらった。
この冊子は700円で市販されているものだけど、ここでは無料で
もらえるんだ。この冊子、結構見やすくて、好きなんだ。今回の旅行
でも役に立ったなあ。

 いい気持ちになって、さあ、搭乗・・・
席は非常口のところで、足が伸ばせるところだった。3人席で、外人の
女性の方が窓際に座っていたけど、後方座席が空いていたので、彼女は
一人でゆっくり座れるところに移って行った。結局、2人で3人席を
使うことができた。
 目の前には、向かい合わせで、パーサー、スチュワーデスの方が
座られ、離陸。フライト中、パーサーの方は、ポチ達にいろいろ
話かけてくれて、気を使ってくれてたなあ。
 早速の飲み物サービスではビール、1時間後に食事が出たけど、
そのときには白ワインを飲んだ。うーん、日本酒を飲もうかと思ったけど
ちょっと飲みすぎだったので、ワインで我慢・・・
 そうそう、とんでもない事件が発生!この旅行、前途多難か?
星一徹(わかるかな?星飛雄馬の頑固オヤジ)のように、ポチが
こんなもの食えるかって、ちゃぶ台をひっくり返して食事が全て通路に!
あ、実は、奥さんの座席の個人TVがなかなか出てこなく、ポチが出して
やろうと頑張ってた時、えいやっと力を入れたら、勢いあまって、
食事の載っているプレートが通路へ飛んでって・・・料理は全部ダメ!
びっくりしたあ。こんな経験、はじめて。スチュワーデスの人に謝って
片付けてもらった。もちろん、奥さんの食事はまた持ってきてくれたけど。
 食事が終わると映画。今回は、オードリー・ヘップバーンの映画が
あったのでそれを観た。
 1本目は、「思い出のオードリー・ヘップバーン」という映画で、
オードリーの生涯を、彼女の写真や、出演した映画の場面や、
彼女をよく知ってる人のインタビューを通じ、オードリーの魅力を
紹介してくれた。
 2本目は、オードリーの名作の一つ、「ティファニーで朝食を」
を観た。自由奔放だが純真な女性の役、オードリーにぴったりだった
のかな、楽しかったなあ。いやあ、オードリーはホントに可愛いね。
 3本目は、「ビュー・フロム・ザ・トップ」。田舎の少女が、
国際線のスチュワーデスになろうと田舎を飛び出し、苦労しながら
夢を実現していく物語。まあ、名作、というほどのものでは無いね。
 映画を見た後、少し眠ったかな。

 フライトはほぼ予定通り、現地時間の17時半ごろスキポール空港に
到着。ここは、何度か乗り継ぎで来たことがあるので、見慣れた景色
だった。
 

 到着ゲートから
  入国審査場へ向かう途中
 
 
 ここの入国審査、ECがそうなんでしょうけど、日本人にはVISAが
不要で、米国のようにVISA免除の書類を作る必要も無く、パスポート
だけだった。
 次に、手荷物を受け取り、あ、待ってる間に、US$のトラベラーズ
チェックをユーロ(Euro)に替えようと窓口に並んだ。外人さん一人
だったので、すぐに順番が来ると思ってたら、その人、何だか難しい
ことを依頼しているようで、窓口の人は電話したり、調べたりで、
なかなかポチの番がこなく、ちょっといらいらしたけど。でも、無事、
ユーロをGet!$500の換金をお願いして、420.97ユーロだった。$1が
0.875ユーロだった。この換金レートはホテルよりかなりいいね。
後日、ホテルで換金した時のレートは、$1が0.8147ユーロだった。
でも、ホテルは換金の手数料は不要(レートに織り込み済み)だけど
ここ、銀行の窓口では、16.53ユーロ、手数料が取られていた。
まあ、$100、$200の小額の換金ならホテルの方が安く、大きな金額の
換金なら銀行の方がお徳、ということになるのかな。
 そこで時間をつぶしている間に、荷物は出てきており、早速、荷物を
もって、税関検査を通り、オランダ国内へ。
 
 預けた荷物が出てくる
   ターンテーブル
 全ての手続きが終わって
  オランダ国内ターミナルへ
 
 空港からタクシーでホテルに向かおうかとも思ったけど、外は未だ
明るいし、二人とも元気だったので、じゃあ、シャトルバスで行って
みるかと、シャトルバスの乗り場へ・・・
 そこには、大きな荷物を抱えた人が何組かいて、バスの案内板を
見ると、Hiltonの名前もあり、よしこれだと思って待ってた。でも、
Hiltonは、乗り合いのシャトルバスだけではなく、専用のシャトルが
あるようだった。他にもHiltonに行く人がいて、停まってるバスの
運転手さんに聞いたら、専用のシャトルを待てという、その答が
聞こえてきたので、ポチ達も専用のシャトルバスを待つことに。
 
 シャトルバス乗り場
  大きな荷物を持った
  グループが何組か・・・
 
 バスを待ってて、ちょっと時間があったので、近くの風景を・・・
 
 スキポール空港  
 
 待ってると、来た来た、Hiltonと書いてあるシャトルバスが・・・
早速乗り込んだ。で、すぐ出発。ガイドブックによるとアムステルダム
の市内まで25分から30分と書いてあったので、ゆっくりできるかなと
思ってると、すぐ着いちゃった。あれっと思うと、そこはもう一つの
Schiphol Airport Hiltonだった。そうそう、そういえば、二つ
あったんだHiltonホテルが。で、このシャトルは空港に近くのホテル
へのシャトルバスだったんだ。
 そこで、ドライバーにタクシーを呼んでもらって、あらためて
Amsterdam Hiltonへ向かった。
 あ、せっかくだから、記念の写真を・・・
 
 Schiphol Airport Hilton
 
 いやあ、ヤット着いたよ、Amsterdam Hiltonに。タクシー代は35ユーロ。
早速、チェックインをした。前半の3泊が有料、後半の3泊が無料、
ただし同じ部屋で、という予約が通じているのか心配だったけど
問題が無く、よかった。
 部屋に入って、手荷物を整理し、一休み。19時過ぎだったけど
まだ明るい、というか日が照ってる・・・せっかくだから、夕食がてら
近くを散策することに。携帯するものだけを肩掛けバッグに入れ出発。
 食事は、和食がいいかなと思い、また運河沿いに歩いていけるところ
にあるホテルオオクラ内のレストランを目標とすることに。
 
 アムステルダムの
   街並み、建物
 
 
 運河の橋の上から、ポチの泊まるホテルがよく見えた。
 
 Amsterdam Hilton
  ボートも何艘も
  持ってるみたい
 
 
 さて、いよいよ運河沿いに散策・・・
 
 うわ~、綺麗な風景
 鴨が遊んでた  
 白鳥も・・・
 綺麗な花も咲いていた
  何と言う花なんだろう
 
 道路に出たら、懐かしいような路面電車(トラム)が走っていた。
しかし、そのスピード、速いねえ。ちょっと怖いぐらいだった。
 あ、そうそう、トラムもすごいスピードだけど、自転車には
参った、ホントに。
 アムステルダムは自転車王国だね。道路は、車道、自転車道、
人道にちゃんと分けられている。人道はホントに狭く、自転車道は
よく舗装されているんだ。自転車の利用者は多いし、しかもスピードを
出して走るから、怖い・・・
 ポチは慣れないから、ふっと気がつくと自転車道を歩いてるんだ。
で、後から、チリンチリン言わせながら猛スピードで自転車が走って
くる・・・怖い体験を何度もしたよ。
 だって、道路を渡るときは、習慣なのか、自転車道に行って、
車が来ないかどうか確認しちゃうんだ。そうしていると、自転車に
怒られる・・・
 しかし、自転車もしっかり認知されてるね。信号も、車用、人用、
の他に自転車用もあるんだから、驚いた。
 
 アムステルダムのトラム
 
 今度は遠くに塔が見えてきた・・・なんだろう
 
 木々の上に見える
   綺麗な塔
 
 運河の向こうに見える
   別の綺麗な塔
   みんな時計が付いてる
 
 また運河の傍の通りになって・・・
 
 ん? こいつも鴨、かな?  
 
 運河のほとりには、大きなひまわりも咲いていた。
手を口元にあて、オホホって言ってるような感じに見えたけど・・・
 
 運河のほとりのひまわり
 
 橋の袂の塔のところの一艘のボート、この時点では、乗り込んでるか、
降りてるのかなと思ったけど、実はこの塔はピザ屋さんで、このボート
の上は客席のようで、ボートに乗ってピザを食べられるらしい。あ、
それとも、お客さんがボートでピザを買いにきて、食べてるのかも?
  
 ピザ屋さん
 
 ボートが気持ち良さそうに
   走ってた・・・
 
 串亭という串焼きのお店
  ちょうど改装中だったけど
 
 で、散策の目標としてきたホテルオークラに着いた。
 
 ホテルオークラ
 
 オークラの中には、山里という和食のお店と、さざんかという
鉄板焼きのお店があった。迷ったけど、やっぱり、アムステルダムの
和食を試みようと、山里に入ったよ。いやあ、どこに行ってもやっぱり
和食!
 散策で喉が渇いたので、まずはビール、ハイネケンを飲んだ。
そして、料理は・・・ニシンの刺身、ニシンの生は珍しいよね、
ちょっと青魚臭く感じたけど。それから、もろこし豆腐、とうもろこし
の豆腐、ゴマ豆腐みたいにちょっと濃厚だったなあ、それからやっぱり
お刺身の盛り合わせ、5種類くらいの盛り合わせで、30ユーロ、まあ
めちゃめちゃ高い、というわけではないよね、お魚は新鮮でとっても
美味しかったけど、特にサーモンは美味しかったなあ、それから
いわしの塩焼き、大きないわしを期待したけど、小ぶりのいわしが
2匹だった、それに野菜の煮びたしの冷えたものが今日の特別料理、
ということだったので、それを注文、うん、冷たくて美味しかった。
 お酒は、地酒ではなく、海外定番のお酒、月桂冠があったので
月桂冠の冷酒をグラスに1杯ずつ飲んで、初日の夕食は投了だった。
まあ、フライトの中で食事をとってるから、そうお腹は空いて
なかったからね。
 今日の夕食は、チップも含め、100ユーロだった。まあ、東京で
ちょっといいところでお酒を飲む時の値段だったね。
 で、食事が終わって出てきたら、未だ外は明るかった。日本だったら
夕方の5時ぐらいかなあ。現地の時間は夜の9時を過ぎていたけどね。
長旅の疲れにアルコールが入っていい気分で、これで外が真っ暗なら
タクシーでポンと帰るんだけど、こんなに明るいと、酔いも冷めて
来た時とは異なる道を楽しみながら歩いて帰ろうか、ということに
なった。
 で、ふと、空を見上げると、青空に飛行機雲が沢山できていた。
なぜだろう、上空は日本より冷たく、しかも風が無いのかなあ?
この日だけでなく、アムステルダムの空は、飛行機雲ができやすいし
ずっと残ってる感じがした。あ、航空機の飛行高度がたまたま
アムステルダムの上空で、飛行機雲ができやすいような飛行ルートに
なっているのかな?
 
 アムステルダムの空の
   飛行機雲
 
 それから、アムステルダムの街、静かな街並み、ところどころに
レストランがある街並みを歩きながら、ホテルへ戻った。
 ホテルについても、夜10時ごろだったけど、未だ外は明るく、
部屋からちょっと写真を・・・
 
 右手奥の風景
  徐々にズームしながら撮影
  ちょっと暗いかな
  
 
 ポチの部屋からの正面の風景
  足元に運河が見える
 
 
 外が明るいので、このままだといついまでも眠る気分になれず、
結局、カーテンを閉めて、部屋を暗くして眠ったよ。
 
 しかし、今日は疲れた・・・
 

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