ブダペスト出張記
6月12日(土)
アムステルダム経由ブダペストへ
ブダペストへはアムステルダム経由の便を予約した。
アムステルダムへはJALで往復し、その先は、地域の航空会社
の便を使うことに。
アムステルダム向けのフライトは成田発12時45分、という
ことで品川発9時50分の成田エクスプレスに乗ったんだ。土
曜日の午前中ということで成田エクスプレスは混んでたなあ。
これだと、成田空港でも大変かなあと心配していたら、
そうでもなかった。11時20分ごろにはJALラウンジに入れたよ。
もちろんすぐに生ビールとおつまみを。そして、一口サイズの
キットカットを沢山お土産用に、それに日本酒1合瓶を1本、確保。
ビールの後は、白ワインにしたよ。そうそう、ブダペストに着く
のは夜遅く、夕食をとれないかもしれないから、ということで
おにぎりをGETしたかったけど出なかった・・・仕方なく、
菓子パンを確保した。
フライトは予定通り出発した。フライトでも、白ワインを
飲みながら映画を・・・いやあ、それにしてもフライト、混んでたよ。
今回はずいぶん映画を観たなあ。全部で5本!
一本目は「アロング・ケイム・ポーリー」というラブコメディ。
保険会社のリスク査定担当のルーベンがリサという同じような
世界に住む女性と結婚、ところが新婚旅行先でその新妻に浮気され、
一人で職場へ戻ってきた。仲間は彼を元気づけようと新たな恋を
勧めるが彼は慎重、しかし昔馴染みのポーリーという女性に会って、
興味を持ち、付き合い始める。が、彼女はかなり苦労して働いている
女性で、潔癖症のルーベンは住む世界が違うような印象を持つ。
でも、お互いにいい感じになってきたところで、浮気妻が戻ってきて
復縁を懇願する。彼は許せない気持ちもある反面、ポーリーとは
住む世界の違いによりうまく行くかどうか不安で、迷う。で、二人と
結婚した場合の、それぞれのリスクを分析してみる・・・
そのような彼の行動を見て、ポーリーは失望し、ルーベンの元を
去ろうとする。そのような状況になってはじめてルーベンは
ポーリーを愛しているのに気づき、住む世界の違いを自らが埋める
覚悟をし、求愛、ポーリーも受け入れる・・・まあ、ドタバタの
楽しい映画だったよ。
二本目は「バタフライ・エフェクト」という結局よくわからない
映画だった。子供のころの悲惨な経験によって、その頃の記憶が
途切れてしまっている青年が、心の傷を癒すために催眠療法を
はじめた。大学生の彼の意識が子供のころの自分にのり移り、
過去を変えることができることに気づき、現在を修正するために
過去へのタイムスリップを繰り返す・・・いやあ、どれが現在で
どれがタイムスリップ中の出来事なのかわからなくなった。
まあ、そう大した作品ではないね。
三本目は「ハウス・オブ・サンド・アンド・フォグ」という
ドラマ。イランから家族と一緒に移住してきたマッスードは、競売に
かけられていた一軒家を破格の値段で落札。しかし、その家は税務署
の手違いによって押収された物、元の持ち主であるキャッシーが
自分の家を取り戻そうとする。その過程で、お互いに憎しみばかり
ではなく、人の心のふれあいもある。しかし、家はもとのまま。
そのような彼女を応援する警官がいろいろ手を打つが返って状況は
悪化するばかり・・・結局、マッスード一家は死に、警官は逮捕、
キャッシーに家は戻ってきたが、失ったものが多く、呆然と・・・
この映画はバタフライエフェクトよりは分かりやすいけど、
終わった後、何か残るかというと、何も無い、という映画・・・
四本目は「恋愛小説家」。恋愛小説家メルビンは、小説の中では
女性の心をとらえる甘い言葉をたくみに駆使できるが、現実は
気難しく毒舌。彼は行きつけのレストランのウエイトレスで
シングルマザーのキャロルに思いを寄せるが、素直に気持ちを言葉に
表現できず、いつも嫌味を言っては彼女を怒らせてしまう・・・
でも、彼がアパートの隣人の犬を預かることになって、愛情を与える
喜びを知り、少しずつ変り始める。なかなかコミカルなラブロマンス
で楽しかったよ。もちろん、最後はハッピーエンド!
五本目は「コールマウンテン」、これは大作だったね。
アメリカ・ノースカロライナ州の美しい自然に囲まれた
山間の開拓地コールドマウンテンに牧師の父とともに町にやってきた
女性エイダと、教会の建設に携わった青年インマンはひと目で
恋に落ちた。しかし南北戦争が勃発、インマンはたった一度の口づけ
を交わしただけで戦地へ。
バージニア州の戦場で重症を負ったインマンは、愛に生きることを
誓い、脱走兵として追われることを覚悟でエイダの待つ故郷まで
500キロの道を歩き始める。途中、様々の危機、辛い出来事を
乗り越え、故郷に向かう。
エイダは、慣れない田舎暮らしだが、インマンを待って、様々の
危機、辛い出来事を乗り切っていく。そして、最後には、二人は再会を
果たすが・・・
今回はフライトの中では映画ばっかり見たよ。ほとんど寝なかった。
アムステルダムにはほぼ予定通り、夕方の6時前に到着した。
アムステルダム空港は何度も行ったことがあるので、ほっとするよ。
空港のロビーを、乗り継ぐ便のゲートへ向かった。ただ、チケットは
未だチェックイン手続きされていない状態だったので、どこかで、
多分、搭乗ゲートの窓口かなと思いながら、マリブ・ハンガリー航空の
乗り継ぎ便のゲートを探した。
その途中で、おすし屋を発見!白鷺(SHIRASAGI)という名前だった。
一度は通り過ぎたけど、やっぱりアムステルダム空港のおすし屋、
試してみたくて、カウンターに座っちゃった。サーモンがとっても
美味しそうだったので、サーモンの握りのセットkikuを取った。
美味しかったよ。13.5ユーロと、ちょっと高いけど、まあ仕方が無いね。
それに緑茶も飲んだ。美味しかった。1.7ユーロだった。
SUSHI BAR 白鷺
で、搭乗ゲートに行ったけど、そこには窓口みたいなものが無く、
途中にトランスファーカウンターがあったので、そこで手続きをする
のかもと思い、トランスファーカウンターまで戻った。でも、トランスファー
カウンターはKLMの会社名が書いてあったので、違うのかなあとずいぶん
迷ったけど、ポチが乗る便が、MA(マレブ・ハンガリー航空)とKLMの
共同運航便だったことを思い出し、KLMの会社名が書いてあるけど、
そのトランスファーカウンターへ行って聞いてみた。そうしたら、
そこでOKだった。ということで、何とか乗り継ぎ便のチェックイン手続き
は終わった。
乗り継ぎ便の
トランスファーカウンター
最後の1枚が明るくて
良く見えるかな
それから、搭乗ゲートの待合室に行った。もう、お客さんが何人も
待ってた。
これがポチが乗る
マレブ・ハンガリー航空
の飛行機、737-700だった
この飛行機も予定通り離陸した。アムステルダム到着もほぼ予定
通りだったよ。予定通りといっても、夜の10時半、遅いので
心配したけど、ブダペストのフェリヘジ空港は沢山の人で混雑していて、
不安になることは無かったね。
ポチが泊まるホテル、Hilton Budapestは、この空港からミニバス、
無料で使えると書いてあったので、ミニバスの切符売り場に行ったら
わかってくれて、待合室で待ってて、ということだった。
沢山の人が、ホテルからの出迎え、市内ホテルを周るミニバスの
到着を待ってたよ。みんな旅行者なのか、大きな荷物を持ってて、
ポチと同じで安心した。
しばらく待ってると、背の低い、おじさんが、Hilton! Hilton!って
叫びながらミニバスの切符売り場の方に向かってきたので、ポチは
荷物をもって、そのおじさんのところへ。で、ポチが泊まるのは
Hilton Budapestだから、Hilton Budapest?って聞くと、Hilton
Castle!って言った。あれ、違うのかなと思って、パソコンで印刷した
予約票を渡したけど、そのおじさんはわからない・・・で、おじさん、
ミニバスの切符売り場に人に、Hilton Castle?って聞いてたようで、
売り場の人が、うなずいていたので、どうやら、Hilton Budapestと
Hilton Castleは同じホテルを意味していたらしい。それにしても、
このおじさん、Hiltonの人なんだから、正式名称ぐらい、知っておいて
欲しいなあ!ポチは心配したよ。
あ、それにこのおじさん、あ、運転手なんだけど、英語、話せるけど、
現地なまりがひどく、ポチだけじゃなく、欧米人の人が、何度も
聞き返していたので、ほっとした。でも、陽気なおじさんだったよ。
ミニバスの案内、切符売り場
ミニバスは、真夜中の道をとばしたねえ。あ、そうそう、雨が
振り出したよ。そう強い雨ではないけど。ブダペスト市内ももう
かなり暗かった。いや、もう、夜中の12時少し前だからねえ。
で、やっとホテルに到着。早速、チェックイン。
部屋は、結構立派だった。ダブルベッド。作業机もあった。
でも、とりあえず、疲れたので、すぐ寝たよ。
続き(6月13日)へ